「武雄」「有田」では
「にゃ」とか「の」、「ね」、「や」、「よ」とかを語尾に付けます。
不思議なのは「にゃ」
標準語では、「暑いですね」・「寒いですね」・「そうですね」
をこの辺の言葉で言うと・・・・
「ぬっかにゃ」とか「さむかにゃ」・「そうにゃ」
これは自分より下と思われる時に使う上から目線の言葉、
でも「そうにゃ」の反対語の「いんにゃ」はそうでもない。
「ぬっかね」や「さむかね」、「そうね」
は自分より、ちょっと上の人に使う言葉、
「ぬっかの」や「さむかの」、「そうの」
は自分と同等だと思われる時に使う言葉、
「ぬっかや」や「さむかや」、「そうや」
は自分と同等かそれより下の人に対する心配りの言葉、
でも「ぬっかにゃぁ」とか「さむかにゃぁ」、「そうにゃぁ」
と語尾を「ぁ」を下げて
伸ばせば、相手の事を気にかけている言葉に変わります。
また「ぬっかにゃぁー」・「さむかにゃぁー」・「そうにゃぁー」
は、もちろん語尾を下げても上げても自分自身に言い聞かせる場合も使います。
その他にも不思議に思ったのが、「よかにゃ」と「よかにゃぁー」
は、「いいのですか」と「うらやましいなぁ」となり、
全く別な意味の時に使う時があります。
[にゃー」は「の」とほぼ同じ意味の使い方をしますが、
「ね」と「や」とは使い方が違うのです。
武雄や有田地区で使う方言の不思議でした。
アクセントを変えたり語尾に付ける事でちょっと変わる方言です。
他にも「にゃ」や「にゃぁ」それに「にゃぁー」を使い分ける言葉が沢山あります。
研究してみましょう。
ちなみに「にゃ」は、鹿島では使わないみたいでしすよ。
「にゃー」研究会会長
あんたは猫か?と言われた「にゃーにゃー」男でした。