年度末はどの業種もそうでしょうが忙しいですね^^;
そして正月からまともに休んだ記憶がない(笑)
疲れがたまって来ると、よく考える事があるんです。
13年ほど前、自動車整備士の資格取るため専門学校へ行ってた時の事。
高校は違うけど以前から友達だったヤツと一緒に通学してました。
今日は僕、明日は友達の車みたいな感じで。
学校終わってからも夜遅くまで遊んだりしましたね。カラオケ、ボーリング、海行ったり・・・
なぜか海が多かった気がする。
そんな時友達が、
卒業したらディーラーに行く?民間工場で働く?と聞いてきました。
まだ学校行き始めて1ヶ月ちょっとの時でしたので、僕はわからないと言いました。
友達は民間工場に行きたい!!行って自分の車を改造しまくりたい。なんて事話してました。
僕は言いました、
今の車ボロいから買い替えてからしなよって、そしたら友達が オイはアリストに乗る!専門学生でアリストに乗る!!
アリストは高級車ですから無理だろうなんて言ってました。
それに合わせて冗談だったのですが、
そしたらオイはセルシオだ!専門学生でセルシオで通学してやる!! って言っちゃいました(笑)
専門学生でセルシオとか調子乗り過ぎですが。
そしたら友達が一緒にバイトしよう!(^^)!今からなら卒業前には乗れるかもしれない。
僕は冗談で言ったつもりでしたが、バイトしたら乗れるかもしれないって 言葉に心がドキドキしてきました。
セルシオなんて憧れでしたからね。
数日後バイト面接の日。
その日は学校の試験期間中で午前中に学校が終わり、
なぜかその日だけ友達はバイクで学校来てました。
ちょっと時間あるし、ちょっと暑かし泳ぎに行かん?っと友達に言われよく遊んでた6人で 泳ぎに行きました。
友達がバイクで爽快に飛ばしてく後ろ姿見ながら、目的の川に到着。
始めて来た場所でした。
しかも遊泳禁止。
そんな事は若いみんなです、あまり気にしなかったのでしょう。
女の子1人以外いっせいに泳ぎ始めました。
僕的には寒かった記憶があります。
友達はその場所に飽きたのか、下の滝があるところへ行くと言って僕達から離れました。
しばらくすると女の子が 溺れてる!!早く来てと叫び声が聞こえました。
すぐさま駆けつけました。 まだ体は見えるところにいました。
助けようと思い、飛び込める場所まで行った時、一瞬だけ友達が水面から顔を出しました。
その時、
じゅんボー{あだ名}助けて!
それを聞いた同時に飛び込みました。
そしてもう一人の友達も飛び込みました。
しかしそこに友達の姿はありませんでした。
滝壺になっていて自分が浮いているだけで精一杯の場所でした。
すぐレスキュー、救急車、思い当たるところは全て電話しました。
友達が姿を見せたのは30分後でした。
その後病院へ行きましたが、友達は亡くなりました。
助けてあげる事が出来なかった。
やっとあだ名で呼んでくれたのに。
将来の話も、バイトも、一緒に高級車に乗ることも、出来なくしてしまった。
周りの友達からもなぜ助ける事が出来なかったのか、責められている感じがしました。
目の前で友達が亡くなったのですから。
絶望感しかありませんでした。
毎日自分を責め続けました。
なぜあの時…
そう思ってしょうがなかった。
しばらくして、バイトする予定だったところから
バイトどうするね?と連絡がありました。
僕の事情も知っていたので、無理には言わないよと言ってくれました。
悩みました。
バイトして友達と一緒にいい車に乗るって事が、
もう出来ないのにバイトなんかする意味あるのか。
何の為にバイトするのかわからなかった。
でも思ったのです。僕は頑張れば乗れるかもしれない。
亡くなった友達が出来なかった事したい、そう思いました。
学生時代の時間をほぼバイトへ注ぎ込みました。
日曜だってバイト。早く学校終われば早くバイト入れてもらいました。
そして卒業の4ヶ月前に車に乗ることが出来ました。もちろん中古です。 新車は買えません。
亡くなった友達は隣には居ませんが、学校までの通学は一緒にいるんだと 思いながら通学しました。
自分を責め続けていましたが、少しだけ気持ちが穏やかになったような気がしました。
車を買うだけで始めたバイトでしたのでバイト辞め、国家試験までの三ヶ月猛勉強しました。
ディーラーなどの就活はバイトばかりしてた為に既に終わっていました。
卒業後、弊社に就職しました。 整備士の資格は無事合格でした。
まだ自分を責める時もありますが友達が亡くなってから、決めた事が一つあります。
その日まで毎日ダラダラ過ごして来ましたが、一日を一生懸命生きよう、過ごそうと。
まだ無理できる体だから多少の無理はやる。
亡くなった友達の分までとはいきませんが、友達の想いと共に毎日を過ごしています。
今日という日は、昨日、生きたいと願って亡くなった方の明日なのです。
毎日を一生懸命生きていきましょう。
無駄でも遠回りでも遊びでも一生懸命になりましょう。
長々なりましたが、 めげそうな時ほどこの事を思い出し僕を奮い立たせてくれる、今でも友達です。
さっ明日も頑張ろ( ´ ▽ ` )ノ
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